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天然由来原料
概要
β-アルブチン セリシン リコチン 天然ヒノキチオール
NアセチルDグルコサミン
天然ヒノキチオール ( ヒノキチオール )

ヒノキチオールはいま、強力な抗菌性と抗菌スペクトルで、脚光を浴びています。

 


構造式 C10H12O2
分子量 164.21
化学名 ヒノキチオール
性 状 無色か淡黄色結晶、芳香有り(昇華性)
弱酸性(0.1%水溶液のpH3.5~4.0)
金属イオンと接して塩を形成し易く、着色する
物 性 融 点 50~52℃
沸 点 140℃/10torr
溶解性 水に微溶(0.1%程度)、
アルコール、エーテル、炭化水素溶剤に可溶
公定書 化粧品原料基準ヒノキチオール(抽出物)
第2集 注解1
注解1ヒノキ科ヒバ等の木部や根部を水蒸気蒸留して得られる油分を分解精製して得られたもの    
安全性 急性毒性 LD(50)    ラット ♂ 914mg/kg
(経口) ♀ 881mg/kg
マウス ♂ 646mg/kg
(経口) ♀ 657mg/kg
変異原性(Ames Test)  陰性
慢性毒性       体内への残留性を認めず
 

◆特徴◆

●天然品は高効率抽出回収法により回収、精製するもので高純度品です。
●合成品及び天然品の成分はヒノキチオールのみです。
●ヒノキチオールは低毒性で、稀に見る広い抗菌スペクトルを持っています。
●殺菌、消炎、細胞賦活効果もあり、育毛・養毛剤にも使われています。
●天然品は食品の保存、防腐剤に使用できます。
●水に微溶(0.1%程度)、アルコール・エーテル・炭化水素溶剤に可溶です。
●昇華性があり、密閉空間の隅々まで蒸気が充満して抗菌性を発揮します。
●ヒノキチオールをソーダ塩にしますと水に溶かすことができます


 
 
各種菌類に関する天然ヒノキチオールのMIC(ppm)
 
 
◆用途◆
  1)実用例
   ●養毛剤、頭髪用化粧品 殺菌、消炎、細胞賦活効果
   ●歯磨組成物 歯牙等の発育促進、殺菌細胞賦活、口臭防止
   ●化粧品 皮膚細胞への殺菌効果、メラニン生成抑制、紫外線吸収抗菌、防カビ剤

 2)将来性
   ●医療用材 MRSA対策医療、アトピー、水虫治療


 
         ※弊社では合成品も取り扱っています。




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