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![]() マサキ(Euonymus Japonica Thunb.)は、観賞用として庭園栽培や垣用に供せられている樹木ですが、かつて我が国では樹皮を中国杜仲の代用として和杜仲と称し、利尿・強壮剤として服用されていました。 |
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血管内皮細胞に対する歩走促進
(培養細胞による生物学的実験/移動距離200μm以上の細胞を陽性として計測)
ヒト微少血管内皮細胞(HMVEC)にフリーデリン(マサキエキス中の成分)を加えて培養すると、遊走細胞は約2.5倍に増加し、またその遊走距離も長くなる傾向を示しました(左図Edge以上。)このことは、HMVECの活性がフリーデリンによって高められたことを示します(陽性遊走細胞数は約5倍、左図0.2mm以上)。 フリーデリンによる血管内皮細胞(HMVEC)遊走の促進 フリーデリンは1.0~5.0μg/mlで濃度依存的にHMVECの遊走を誘導し、5.0μg/mlで遊走する細胞数は2.5倍に増加した。また、遊走距離も長くなる傾向にあった。 ●移動距離差 → 約200μメートル(赤血球直径の約20倍) ●移動速度差 → 約2倍以上(移動距離に比例) 血管内皮細胞の管腔形成 (血管文化誘導実験) フリーデリンの存在下で、ヒト成人皮膚微少血管内皮細胞(HMVEC)は速やかに形態学的変化を経て、培養5時間後には管腔が形成されるとが確認されました。 これは対照(対フリーデリン無添加)とほぼ同程度であり、HMVECがフリーデリンによって、毛細血管の形成を著しく促進することを示しています。(マトリゲル培養法) |
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